妊娠初期

妊娠初期に現れやすい
症状と3つの対処法。
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「もしかしたら妊娠しているかも」「自分が妊娠しているか早く知りたい」というその気持ち、よく分かります。妊娠の初期症状は、生理前や風邪を引いたときと症状が似ているため、判断するのが難しいのです。しかし、お酒や薬を控える目安にするためにも、できるだけ早く妊娠の兆候を知りたいところでしょう。この記事では、妊娠初期の症状について、その仕組みや放っておくと危険な場合などをまとめています。

妊娠初期の方や初期症状を見分けたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

01. 妊娠初期症状について

まずは、妊娠初期症状がいつから起こるのか、その症状や仕組みについて紹介します。

1-1.妊娠初期症状が現れるのは「生理予定日の1週間前」から

妊娠を望む女性にとって、生理前のちょっとした体調変化にドキドキしてしまうものですよね。そもそも、妊娠初期症状はいつごろから現れるものなのでしょうか。
排卵が起こるのは、生理予定日から14日前くらいの時期です。このとき、精子と受精すると受精卵が誕生します。その後1週間ほどの時間をかけて受精卵が子宮に到着し、子宮内膜に着床すると妊娠成立です。
つまり、生理予定日の1週間前くらいには、妊娠の兆候が現れる可能性があるでしょう。

1-2.個人差がある妊娠初期症状

妊娠初期症状には個人差があります。症状の程度が軽く、変化に気づかない人も多いでしょう。
主な妊娠初期症状には、以下のようなものがあります。

  • 微量の出血
  • 胸が張る、痛くなる
  • 身体がだるい、眠い
  • おりものが変化する
  • 下腹部痛が起きる
  • 頭痛がする
  • 頻尿、便秘、下痢になる
  • 味覚、嗅覚が変わる
  • 肌荒れが起きる
  • 涙もろくなる

02. 妊娠をチェックする方法

病院に行く前に自分で妊娠をチェックする方法にはどのようなものがあるのでしょうか。自分でできるチェック方法として、妊娠検査薬を使うものがあります。

2-1.妊娠検査薬を使うタイミングは?

さまざまな身体の変化から妊娠の可能性を感じたら、妊娠検査薬を試してみましょう。
検査薬で陽性が出れば、妊娠している可能性が高くなります。検査するタイミングは、生理予定日を過ぎてから1週間あたりが目安です。
妊娠している場合は着床から5日たっていれば反応が出るでしょう。しかし、反応が鈍い場合もあります。はっきりとした陽性反応を確認したいなら、1週間待ってみるのがおすすめです。

2-2.妊娠検査薬は「使用時期」をチェックして選ぶ

妊娠検査薬にはさまざまなタイプのものがあります。選び方のポイントとしては「使用時期」をチェックしてください。生理予定日を基準として、いつごろに実施できるかは商品によって異なります。一般的には「生理予定日の1週間後」ですが、最も早いものだと「生理予定日の4日前」です。
妊娠判定の正確さにかんしては、どの商品も99%以上であり、基本的に差はありません。

2-3.妊娠検査薬を使用する際の注意点

2回もしくは3回分入りの検査薬を使う場合、袋の中には薬液の変質を防ぐための保存液が入っているため、使用するときに袋を開けるようにしてください。
また、検査薬の先端に尿をかける時間や判定が出るまでの時間なども決まっています。説明書をよく読み、正確に検査するようにしましょう。
検査薬で陽性反応があるとほぼ妊娠していると言えます。しかし、正常な妊娠でない場合もあるため、産婦人科を受診してきちんと確認してもらいましょう。

03. 風邪と間違えやすい妊娠初期症状

妊娠初期の症状は風邪とよく似ています。もし妊娠だとしたら、一刻も早く確認したいものですよね。

3-1.妊娠初期症状が風邪と間違われやすいのはなぜ?

妊娠初期には、微熱やだるさ、頭痛などの症状が現れやすくなります。また、吐き気や嘔吐といった症状が出る人もいるでしょう。
特に、初めて妊娠する人は風邪と勘違いすることが多いのです。

3-2.妊娠初期症状と風邪を見分けるポイント

では、妊娠初期症状と風邪の症状を見分けるにはどうしたらよいのでしょうか。
ウイルス感染が原因で起こる風邪の症状は、その多くが身体の防御反応です。くしゃみや鼻水・咳(せき)・寒気などを伴う場合は、妊娠ではなく風邪の可能性が高いでしょう。
妊娠初期症状の場合は、ホルモン分泌の変化や、自律神経のバランスが崩れることによって症状が現れます。生理の遅れや乳房の痛みなどがないか確認して判断しましょう。

04. 放っておくと危険な症状

妊娠初期は最も流産しやすい危険な期でもあります。気になる症状が現れたとき、放っておくと危険な場合もあるでしょう。

4-1.出血は切迫流産の危険サイン

妊娠中の心配な症状の1つとして、出血があります。妊娠中に起こる出血の原因は実にさまざまであり、ほとんどは妊娠に伴う自然現象です。しかし、中には流産をしかかっていたり、異常妊娠であったりする可能性もあるでしょう。
妊娠初期の腹痛を伴う多量の出血や長時間続く出血の場合は、切迫早産が考えられます。流産を食い止める治療法もあるため、すぐに病院を受診するようにしましょう。

4-2.危険を伴う腹痛も多い

腹痛は、初期だけでなく妊娠中全般にわたってよくある深い症状の1つです。痛みの感じ方は人それぞれであり、心配のない腹痛もあるでしょう。
ただし、危険を伴う腹痛はほとんどの場合、出血を伴います。おかしいと思ったときは、すぐに受診しましょう。

4-3.不快な症状が急に無くなったときも要注意

つわりがひどかったのに急に治まる、高めだった体温が下がっている、胸の張りが急に治まるなど、不快な症状が急に無くなったときも注意が必要です。
不快な症状が現れるのは、妊娠したことでホルモンの分泌に変化が起こったため。身体がこの変化に慣れて徐々に症状が無くなっていくなら問題ありません。しかし、急に無くなるということは、何かが起こっている可能性があるのです。実は流産しかけている、またはしてしまっていることも考えられます。

4-4.むくみは妊娠中毒症の発症要因になることも

妊娠初期の段階で尿蛋白(たんぱく)が(+)である場合、後期に妊娠中毒症になる可能性が非常に高いと言われています。妊娠初期の「むくみ」が妊娠中毒症のサインである可能性も否定できないのです。
部分的なむくみであれば大きな問題はないでしょう。しかし、全身に生じた場合は、妊娠中毒症を引き起こす危険因子となる可能性もあるということを覚えておいてください。

05. 症状別の対処・予防方法

次に、妊娠初期に現れる症状の対処法や予防方法をご紹介します。

5-1.妊娠初期の頭痛には「リラックス」と「ストレッチ」

妊娠初期にはホルモンバランスが乱れやすいため、頭痛が起こることもあります。
頭痛は痛み方によって対処法が異なるため、それぞれご紹介しましょう。

5-1-1.片頭痛の場合

こめかみあたりがズキズキと痛む「片頭痛」の場合は、欠陥が拡張していることが原因でしょう。痛む箇所を冷やして安静にし、睡眠を十分にとるようにしてください。体調が安定するまでは、無理をしないようにしましょう。ストレスが原因で悪化することもあるため、あまり神経質にならず、リラックスを心がけることが大切です。

5-1-2.緊張型頭痛の場合

後頭部から首すじあたりに重い痛みを感じる「緊張型頭痛」の場合は、血管収縮が原因でしょう。上半身のストレッチやマッサージをして、血行をよくすることで効果が期待できます。

5-2.つわりには種類に合わせた対策を

妊娠初期のつわりは、妊娠中に訪れる最初の試練とも言えるでしょう。肉体的につらいだけでなく、精神的にも苦痛を感じるつわり。どうすれば軽減することができるのでしょうか。
まず、つわりには種類があります。

5-2-1.吐きつわりの場合

「吐きつわり」はとにかく気持ち悪い状態が続くため「食べられるときに食べられるものを食べる」ことで乗り切るしかないでしょう。また、ビタミンB6を多く含む食べものには吐きつわりを軽減する効果があると言われています。

5-2-2.食べつわりの場合

「食べつわり」はおなかが空くと気持ち悪くなるため、食事を複数回に分けて少量ずつ食べるようにしましょう。朝起きたときに気持ち悪くなることが多いため、枕元にすぐ食べられるものを置いておくのもおすすめです。

5-3.食生活の改善で貧血予防!

妊娠初期に貧血の症状が現れる妊婦さんも少なくありません。普段から貧血気味の人は妊娠をきっかけに悪化してしまうケースもあるでしょう。
軽度の貧血であれば、食生活を見直して体質改善するのがおすすめです。この方法で妊娠初期の貧血を予防することも可能でしょう。1つの食材に偏るのではなく、栄養バランスのよい食事をとるようにしてください。そして、その中にレバーなどの動物性鉄分、ほうれん草や小松菜などの植物性鉄分を豊富に含んだ食材を取り入れていきましょう。
初期の段階で貧血対策をしておけば安心ですよ。

06. 妊娠中にやってはいけないこと

初めての妊娠では、未知なことがたくさんあります。おなかの赤ちゃんと自分自身の健康を守るために、妊娠中やってはいけないことを知っておきましょう。

6-1.冷えは切迫流産につながる恐れも

妊娠中はホルモンバランスが大きく変化するため、血液が滞り冷えやすくなります。おなかを冷やすと子宮内の血流が減少して胎児への栄養が少なくなってしまうのです。悪化すると切迫流産につながる可能性もあるということを覚えておきましょう。
子宮を温めることを意識して、根菜類を積極的に摂取するなど、身体の内側から温めることを心がけてください。

6-2.おなかを圧迫するのは危険!

妊娠初期はまだ胎盤が完成していないため、赤ちゃんは非常に不安定な状態です。この時期に重い荷物を持つなどしておなかを圧迫してしまうと、出血や流産の原因になることも。「まだおなかが大きくなっていないので大丈夫」と油断せず、重いものを持つときは周囲の助けを借りましょう。

6-3.喫煙は絶対にNG!

タバコを吸うと母体の血液循環が悪くなります。子宮が収縮し、胎児への栄養不足につながる恐れがあるでしょう。「妊娠中のタバコは絶対にNG」ということは、誰もが知っていることだと思います。自分自身の喫煙だけでなく、副流煙にも十分気をつけましょう。

6-4.ストレスを感じると赤ちゃんがアレルギー疾患に?

妊娠中に過度のストレスを感じると、赤ちゃんがアレルギー疾患やぜん息になる可能性が高くなると言われています。妊娠中は感情が不安定になるため、些細(ささい)なことでイライラしたり不安になったりすることもあるでしょう。気持ちが落ち着かないのは、ホルモンバランスの変化が原因です。深く考えすぎず、適度な運動や音楽、友人とのおしゃべりなどでストレスを解消してください。

07. 自分に合った病院の選び方

妊娠が分かったら、まずやるべきことは病院探しです。安心して出産まで通うことができる病院を選ぶためにはどうしたらよいのでしょうか。

7-1.まず、病院の種類を知ろう

出産するための病院と言っても、さまざまな施設があります。

7-1-1.大学病院

1つ目が、大学病院です。産科だけでなくほかの科とのつながりも強いため、いざというときのことを考えると安心できる病院と言えるでしょう。最新医療設備も充実しており、NICUなどの環境も整っているため、どのような状況になっても病院内での対応が可能です。主に、ハイリスクを抱えている妊婦さんを受け入れています。

7-1-2.総合病院

2つ目が、総合病院です。大学病院と同じように、ほかの科とのつながりが強いのが特徴です。高齢出産や双子を妊娠した方などにも対応してくれます。ただし、ハイリスク出産を優先するため、リスク出産でない患者は受け入れてもらえない場合もあるでしょう。

7-1-3.産婦人科医院

3つ目が、産婦人科医院です。検診から出産まで同じ医師が担当してくれることがほとんどでしょう。看護師とのコミュニケーションがとりやすいなど、アットホームな環境が魅力です。しかし、急変時には大きな病院への搬送が必要となる不安点もあります。

7-1-4.助産院

そして、4つ目が助産院です。助産師が介助し出産する施設であり、自然分娩を主としています。自分らしいお産方法を選ぶことができるというメリットの反面「医療行為をすることができない」という不安点もあるでしょう。いざというときのために、近くの産婦人科との連携がしっかりしているかどうか、事前に確認しておくことをおすすめします。

7-2.自分が抱えているリスクから病院を選ぶ

何らかのリスクを抱えている妊娠の場合、早い段階から医師の説明があるはずです。医師の意見などを参考に、自分のリスクに対応できる病院を探していきましょう。病院選びは、まずはそこから始まります。

7-3.自宅からの距離で病院を選ぶ

検診のたびに受診することになるため、やはり自宅もしくは実家などから近いことが大切です。出産時も、陣痛が始まってから病院に到着するまでにかかる時間のことを考えなければなりません。特に2回目以降の出産の場合は、陣痛から出産までの時間が短くなることが考えられるため、近い病院の方が安心です。

7-4.緊急時の対応を考慮して病院を選ぶ

妊娠中や出産時は、何かと緊急の事態が考えられます。万が一のとき、その病院がどのような対応をしているのかを確認してから病院を選ぶようにしましょう。提携先の病院を確認しておくことも大切です。あらかじめ医師に相談しておくことをおすすめします。

08. 妊娠に関連する書籍の紹介

妊娠が分かったら読んでおきたいおすすめの本をご紹介します。

マンガで読む 妊娠・出産の予習BOOK
妊娠発覚から子供が1歳になるまでに準備すること、必要なものをすべて紹介しています。お金や書類のこと、病院選びのポイント、おすすめの育児グッズもまとめられている1冊です。

はじめてママ&パパの妊娠・出産-妊娠中の不安解消から産後ケアまでしっかりサポート!
妊娠判明時に知っておきたいことから産後ママの身体と心のケアまで、まるごと1冊にまとめられた本となっています。安産のためのポイントも伝授!

はじめての妊娠・出産安心マタニティブック-お腹の赤ちゃんの成長が毎日わかる!
妊娠した日から出産日まで、毎日の胎児の成長と母体の変化、栄養アドバイスなどが詳しく解説されています。日本初の「日単位」で解説した妊娠出産本!

09. 妊娠体験ブログの紹介

おすすめの妊娠体験ブログをご紹介します。

あんころのーと
はじめての妊娠・出産を四コママンガで面白おかしくつづられたブログです。無痛分娩での出産レポートも必見!

妻が妊娠中の46歳の夫のメモ
妻の妊娠が分かった日から出産までのメモを元に書いたブログです。当時42歳の妻が初めての妊娠・出産。夫目線で詳しくつづられています。

現役ナース妊婦manaのせっぱくそうざんにっき
結婚3年目で念願の妊娠!迫早産で入院中の現在までがつづられています。つわりとの闘いの様子も詳しく掲載!

まとめ

いかがでしたか? 妊娠初期の症状や対処法、妊娠中の注意点などをご紹介しました。妊娠の初期症状は病気ではありませんが、女性の身体が大きく変化していく大切な時期です。少しでも多くの知識を集めて、不安なく過ごしたいもの。そのためにも、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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